当院の取り組み
当院の取り組み

院長 郡山 晴喜(こおりやま はるき)

院長 郡山晴喜

当院は「地域とつながる、わたしたち」を理念として、さまざまな取り組みを行っています。

1. 地域の患者さんと、つながる。

山下医院として開業して50年、当院は地域のかかりつけ医として歩んできました。クリニックの顔である受付事務をはじめスタッフ皆で、患者さんが受診しやすい環境づくりに取り組んでいます。
外来への通院が難しくなれば訪問診療に切り替え、最後までつながり続けることができるのが、当院の強みです。看護師やクラーク(医療事務作業補助者)も訪問診療に同行し、ご本人やご家族の相談に乗ったり、たわいもない話をしたりしています。

2. 地域の医療と、つながる。

当院には病床がなく、入院が必要と判断した患者さんは地域の医療機関に紹介しています。一方、都城医療センターや都城市郡医師会病院など地域の医療機関から紹介を受け訪問診療を開始する患者さんも非常に多く、地域連携室を開設して連携を図っています。
在宅患者さんの夜間・休日対応については彩り在宅クリニックと連携したオンコール体制を取り、持続可能な在宅医療を目指しています。

3. 地域の多職種と、つながる。

当院では多くの訪問看護ステーションや薬局、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなどの多職種と関わっています。介護施設での診療も多く、施設職員の方々ともメディカルケアステーション(MCS)などのICTツールを使用し日常的に連携を図っています。都城市・三股町医療介護連携協議会(在宅ぼんちネット)の活動にも積極的に参加しています。

4. 地域の未来と、つながる。

当院には宮崎大学医学部や都城市内の看護学校の学生さんが地域医療を学びに来ます。在宅医療や看取りの現場に触れた学生さんは、地域の未来をより良くしてくれることでしょう。また、地元の若い力を在宅クラークや医療事務として雇用し、これからの地域医療の担い手を育てています。

※当院は “ALL MIYAZAKI総合診療専門研修プログラム”の在宅医療研修施設となっています。

5. 地域のあれこれと、つながる。

当院では三股町社会福祉協議会と連携し、医師や看護師が地域に出て野菜を売る「Dr. YAOYA」という試みを始めました。クリニックで待つのではなく、クリニックから外に出て、医療や介護に関わらず、地域のあれこれとつながっていきたい。その取り組みはまだ始まったばかりです。

※当院では、在宅医療に興味のある医師や看護師の方の訪問診療の見学を随時受け付けております。お気軽にご相談ください。

院長 郡山晴喜
令和5年11月

経歴

平成20年
宮崎大学医学部卒業
平成22年
宮崎大学第3内科(呼吸器グループ)入局
平成25年
国立がん研究センター東病院 
呼吸器内科レジデント
平成28年
山下医院 継承開業
平成30年
「ホームクリニックみまた」に改称

専門医

日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医・指導医
日本在宅医療連合学会 在宅医療認定専門医・指導医